初心者向け / アルトコインについてわかりやすく解説

暗号資産

こんにちはあおしおです。

今回はアルトコインについて初心者向けにわかりやすく簡潔に紹介していきます。

私は専門家ではないので、気になる点はご自身で深堀して、もし間違えている点がありましたら教えていただけると嬉しいです。

では、やっていきましょう!

アルトコインとは?


アルトコインはビットコイン以外の暗号資産(仮想通貨)のことを指し、coinmarketcap(サイト内の左上)によると現在17,000種類以上あります。

私はあまり見かけたことはありませんが、オルトコインとも呼ばれているみたいです。

アルトコインの語源

アルトコインは英語で「Altcoin」と表記し、「alternative」と「coin」の2つの単語を組み合わしてできた言葉です。

「alternative」は代替えという意味があり、アルトコインはビットコインをベースに作られたものがほとんどです。

アルトコインの開発目的

アルトコインの開発目的は多種多様ですが、ビットコインの欠点を補った一例を紹介したいと思います。

ビットコインのコンセンサスアルゴリズムであるPoWはデータの改ざんが難しいというメリットがありますが、それと引き換えに環境に影響があるというデメリットもあります。

PoW(proof of works / プルーフ・オブ・ワーク)

PoWはデータの確認作業をするために「膨大な計算をして、一番早く解けた人に新しいビットコインあげるよ」という仕組みです。

データを確認し箱に詰めて、新たなブロックをつなげる作業のことをマイニングと呼び、それを行っている人をマイナーと呼びます。

PoWは膨大な計算をするのに性能の良いコンピューターが必要で、さらに電力消費が激しいため、環境に悪影響を及ぼします。

そんな中アルトコインの中で環境問題のデメリットを補った、新たなコンセンサスアルゴリズムがPoSです。

PoS(Proof of Stake / プルーフ・オブ・ステーク)

PoSはアルトコインで多く採用されているコンセンサスアルゴリズムの仕組みで、暗号資産(仮想通貨)によって異なりますが「保有量が多く保有期間が長い人に新しい暗号資産をあげるよ」という仕組みです。

こちらは膨大な計算を解くことはしないので環境問題を上手くカバーしていますが、富裕層しか暗号資産を獲得できないというデメリットもあります。

トークンとコインの違い

冒頭でも紹介したcoinmarketcapでbitcoinやTetherを調べてみるとコインと書かれていたり、トークンと書かれています。

この違いについて解説していきます。

発行された暗号資産のことをトークンと呼びますが、コインは独自のブロックチェーン技術を使用した最初の通貨のことです。
例えば、あおしおブロックチェーン技術を使って最初に発行されたあおしおトークンはあおしおコインですが、次にあおしおブロックチェーン技術を使用してつくられたあおトークンはあおトークン、塩トークンは塩トークンとなるわけです。

*ここで注意!
これから紹介する総称とは関係ありません。

アルトコインの主な性質


アルトコインの性質は大きく分けると4つあります。

そんなアルトコインについてできるだけわかりやすく解説していきます。

ステーブルコイン

ステーブルコインは価格を安定させるために作られた暗号資産で、法定通貨や貴金属、その他の暗号資産に価格を合わせることで安定化を図っています。価格を合わせるための仕組みは各ステーブルコインで異なります。

セキュリティトークン

セキュリティコインを簡単に説明すると、暗号資産の仕組みでつくられたデジタル証券(株などの事)です。セキュリティートークンは暗号資産とは法律上別のものと判断されるみたいです。

詳しく知りたい方はコチラを参考にしてみてください
https://www.coindeskjapan.com/62439/

ガバナンストークン

ガバナンストークンはそのプロジェクトの今後の方針だったり方向性を決定する際の投票権を獲得できるトークンのことです。ガバナンストークンの仕組みは各プロジェクトで異なりますが、プロジェクトの重要な部分を担うことが出来ます。

ユーティリティトークン

ユーティリティトークンは発行した会社が開発したプラットフォームで使用することのできるトークンです。例えば、自販機トークンがあるとして、そのトークンは自販機で飲み物を買う時は使えるけど、スーパーでは使えないという感じです。

草コインとは?そのほかの総称も紹介


TwitterやYouTubeなどで仮想通貨を調べると、草コインという言葉をよく見かけると思います。

そんな草コインとは何なのか、また、ほかにどんな総称があるのか紹介していきます!

草コイン

草コインはクソコインとも呼ばれていて、明確な基準だったり、位置付けはありませんが、時価総額や流動性が低かったりマイナーな暗号資産は草コインと呼ばれています。

ミームコイン

ミームコインにも明確な基準はありません。ミームコインはネタコインの事で、dogをdoge、catをcateという風に少し誤字をしているのが特徴で、ナルトやワンピースといったパクリ系の暗号資産もミームコインと呼ばれたりします。

魔界トークン

暗号資産には魔界と呼ばれる場所があります。もともと魔界はDefi(ディファイまたはディーファイ)と呼ばれる分散型金融で使用される用語でした。ですが最近では怪しいプロジェクトを指す際にも使われます。
例えば、プロジェクトがトークンやNFTを売って集めた資金を開発に充てるのではなく、そのまま持ち逃げするリスクのあるプロジェクトのことを魔界と呼んだりします。このようなリスクのある魔界プロジェクトの暗号資産の事を魔界トークンと呼びます。

ちなみに、資金を持ち逃げすることをrug pullといい、プロジェクトに資金を持ち逃げされたときにラグられたという風に使います。

アルトコインのメリット・デメリット


最後にアルトコインのメリットとデメリットをまとめたいと思います。

アルトコインのメリット

アルトコインはビットコインの欠点を補ったものが多いので物を一つ買うにしても、決算スピードが速かったり日常的に使いやすいです。また、アルトコインはメタバース、gamefi、Defiなど面白いプロジェクトがあり、たくさんある中から自分の目的や好みに合ったものを選べるのもメリットの一つです。

アルトコインのデメリット

一方で、デメリットはビットコインより価格が安定していない点です。アルトコインの中には価格が底をついた暗号資産や流動性が全くなく暗号資産としての機能が失われたコインも存在します。また、種類が多いので優良プロジェクトを見つけるのが難しいというデメリットがあります。

まとめ


私が仮想通貨を始めるうえで、序盤につまずいたポイントをほぼ全部詰め込みました。笑

特に草コインと魔界トークンの違いがよくわからなくて苦戦しました。

最近話題のNFTなど暗号資産界隈は流れが速いですが、自分の理解が深まったらその都度紹介したいと思います。

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